【店主の居場所】としの花屋・佐野さんの居場所

商店街にあるお店の店主さんが、おすすめのお店をご紹介♪
今回は田町商店街「としの花屋」の佐野さんに、お気に入りのお店を教えていただきました。
昨年の同企画でも、素敵なお店を紹介してくださった佐野さん。
まだまだおすすめのお店があるそうです!


瓦町の西側に、珍しい花が集まる花屋さんがあります。
ローソンの隣にある、レンガ調の建物の1階です。

お店は2018年2月にオープン。
比較的静かなエリアで心地いい場所だったのと、以前からこの建物の窓の形が好きだったことから、この場所にお店を構えました。

店内に入ると、かわいいインコがお出迎えしてくれます♪

花は、変わったものを中心にセレクトしています。
どこのお店にもありそうなガーベラでも、珍しい品種を仕入れています。
一風変わった新鮮さを求める方におすすめです。

店主さんは、紹介してくださった佐野さんと同い年。仕入れの協力をし合う関係なのだそう。
「(佐野さんは)とてもお花に詳しいので、教えてもらうこともあります」と、同じ業種でも仲良し。

そんなこちらのお店のおすすめはこちら。

季節のブーケ
希望に沿って、素敵なブーケを作ってもらえます!
ちなみに、今回のコンセプトは「お月見」。

作っているところも見せていただきました!

注文が「おまかせ」だったときは、楽しいものを作るようにしているそう。

どんどん花を選んでいきます。

完成!
「十五夜っていつだろう」と考えながら作ったのだそう。
調べると、撮影日の翌日が十五夜でした!

「お花で生活を彩り、楽しい生活ができるよう、お客さんの役に立ちたい」という思いがある店主さん。
お花は1本から購入できるので「部屋をちょっと華やかにしたい」「花を飾って気分転換したい」という方は、気軽に立ち寄ってみて♪


住所:香川県高松市塩上町2丁目9-22植村ビル1F
電話番号:087-802-6292
営業時間:12:00〜19:00
定休日:水曜・日曜
Instagram:_____kuki_____


黒田商店

田町商店街の南側、つくし餅さん横の路地を入ったところに、老舗の履物屋さんがあります。

店内には鼻緒と台がずらっと並んでおり、壮観です。

元々は履物の卸問屋だった黒田商店。現在は3代目の重憲さん・恵さん夫妻がお店を営んでいます。
現在、お二人が作っている履物にたどり着くには、多くの苦労がありました。

ある時「草履で長時間歩くと痛い」と気づいた恵さん。そこで「自分たちの納得がいくものを作ろう」と一念発起し、太い鼻緒の草履を作りました。
しかし当時の履物業界は「やぼったい!」と猛反対。それでも「履きやすい」「楽!」という周囲の声に応え、鼻緒の太い草履を作り続けました。
そこから東京へ。二人で作り上げる履物は高い評価を受け、日本国内のみならず、海外にも出店。
今では全国、そして海外からもお客さんが訪ねて来るそうです。

そんな黒田商店のおすすめはこちら。

ウォーキング下駄
鼻緒がある履物を履くと、理想的な体重移動ができ、姿勢がよくなります。
正しい姿勢での歩き方ができるので、腰痛や坐骨神経痛などが治るのだそう。ウォーキングの先生も注目しています。
さらに、メンテナンスをすることによって、ユーザーの現在の生活スタイルに合わせてアレンジができます♪
長い人は24年履いているのだそう!まさに「育てあげていく下駄」ですね。

鼻緒にもストーリーがあります。
使っている生地は、恵さん自ら世界中を回って調達してきたもの。
「この生地は〇〇で見つけて〜」と一つ一つお話を聞くことができます。
黒田商店で作る世界に一つだけの履物。あなたとの運命の出会いがあるかもしれませんね。

黒田商店
住所:香川県高松市田町8-12
電話番号:087-831-5758
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
instagram:1916_kuroda


番外編 店主が気になる場所

ここからは店主さんが「行きたいけど行けていない」「なんだかとても気になる」お店をご紹介♪
今回は「写真を見て気になっているけれど、一人で入る勇気が…」という佐野さんの代わりに、こちらのお店に潜入してきました!

French Bar St-Jacques(フレンチ バー サン・ジャック)

高松シティホテルの前の路地を入っていくと、ひっそりとフレンチ料理屋さんがあります。

来年10年になるというこちらのお店。店主さん一人で切り盛りしています。
コンセプトは「フランス料理をカジュアルに」。
東京から香川に戻ってきた際、フレンチ料理のお店が少ないと感じオープン。
本格的なフレンチが、ワインと一緒に楽しめるお店です。

おすすめのメニューはこちら。

シャルキュトリー盛り合わせ ¥3,000(税込)
※写真は2人前
「シャルキュトリー」とは、フランス語でお肉の加工品のこと。
オリーブ夢豚のパテ・ド・カンパーニュ、自家製リエット、フランス・バスク産ピエール・オテイザの生ハム・サラミが、盛り合わせになっています。
豚肉は、脂がおいしいさぬき夢豚を使用。「できるだけ地元の素材を使いたい」という思いもあります。
前菜として、フランス産のワインと一緒につまむのがおすすめ。

クリスマスなどの期間限定で、コース料理が登場することも!
特別な日のディナーにバッチリです。

「これからもっとお客様と楽しめるお店にしたい」と語る店主さん。
お店もどんどん変わっていくそう。今後の展望が楽しみですね!

French Bar St-Jacques(フレンチ バー サン・ジャック)
住所:香川県高松市亀井町9-17
電話番号:087-831-3515
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日 ※加えて不定休あり
Instagram:frenchbar.st_jacques


「としの花屋」はこんなお店

 平成元年に佐野俊夫さんの「マイサボテンコレクション」から始まった花屋さん。今では息子の恭平さんがともにお店に立っています。
お店では「常に新鮮なお花を提供できるように」ということを一番に心がけているそう。
さらに花材の仕入れ、デザイン、生ける…全ての工程を一人のデザイナーが担当。「思っていたものと違う」ということがなくて安心です♪

としの花屋
住所:香川県高松市田町7-17
電話番号:087-833-7253
営業時間:11:00~20:00 ※日によって異なります。
定休日:日曜日
Instagram:toshino_8337253


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